京都御苑には、まず丸太町通りから
「堺町御門」、
時計回りに
「下立売御門」、
「蛤御門」、
「中立売御門」、
「乾御門」、
「今出川御門」、
「石薬師御門」、
「清和院御門」、
「寺町御門」
と 周囲に9箇所の立派な御門が建てられています。
今回は、今出川通りに面している今出川御門より御所へ入り、桂宮邸 跡 (かつらのみやていあと)、近衛殿(このえでん)、朔平門 (さくへいもん) 、猿が辻( さるがつじ )(御所の北東)、日御門(ひのみかど)、清和院御門(せいわいんごもん)、梨木神社(なしのきじんじゃ)、梅林・桃林、清水谷家の椋(しみずだにのむく)、蛤御門(はまぐりごもん)(烏丸通り)を散策して来ました。これだけでもすごい歩数でお昼にもなりましたので残りはまた次回。
御案内
今出川御門(今出川通り)
今出川御門
入って正面
桂宮邸跡
京都御所 近衛殿
御所の北東、猿が辻の鬼門へ。
猿ケ辻
猿が辻(さるがつじ)
御所の築地塀が折曲がった部分の屋根裏に、一匹の木彫りの猿が見られます。烏帽子をかぶり御幣をかついだこの猿は、御所の鬼門を守る日吉山王神社の使者ですが、夜になると付近をうろつきいたずらをしたため、金網を張って閉じ込められたといわれています。開国派とその反対派がせめぎあう幕末のさなかの一八六三(文久三)年五月、公家で攘夷派の急先鋒の一人であった姉小路公知がこの付近で殺されたと伝えられています(猿が辻の変)。
と記されています。
この上の中に猿がいます。
日御門
(ひのごもん)
土御門第跡
(つちみかどていあと)
台風で木が折れていました。
清和院御門は、迎賓館に一番近い御門(東側)。
清和院御門
(寺町通り)
梨木神社
明治維新に大きく貢献した三條實萬・三條實美父子を祭神とする。境内の井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水の一つとされ、現存するのはここだけみたいです。
梅林
梅と桃の季節、今日は八分咲き位ですか結構見ごろでしたので写真を撮ってきましたのでご覧ください。
桃林
清水谷家の椋
(御所南西側)
清水谷家の椋
この大きなムクの木は、このあたりが清水谷家という公家の屋敷であったことから「清水谷家の椋」と呼ばれています。樹齢は約三百年といわれ苑内でも数少ないムクの大木です。
と記されています。
蛤御門
(はまぐりごもん)
烏丸通り
本来の正式名称は「新在家御門(しんざいけごもん)」らしいです。
「禁門の変(蛤御門の変)」 があったのは御存じだと思いますが、弾痕があちらこちらにあります。
鉄砲と矢の跡があります。
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